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【2026年徹底計算】アガベ用パネルライト比較|BRIM vs HaruDesign 棚の幅と鉢の数で選ぶ

アガベ用パネルライト比較のイメージ
目次

あなたに合うライトの早見(鉢の数と棚で選ぶ)

棚に並べた3つの鉢を、パネル型のライトが上から照らす水彩
照らす板の大きさ(同じ縮尺・cm)
梅29.5×29.545W/65W子株や1〜3鉢から始める
竹30×24最大65W棚1段に数鉢を並べる
松40×30最大130W鉢を多く並べて棚を仕上げる
大きさと出力は下の3つの候補の表記より

結論から書きます。迷ったらHaruDesign GL-BOARD 1500 PROです。鉢の数と棚の大きさで、下の3つから選んでください。

この記事はパネルライトの機種選びです。選ぶ順は、①棚板の幅と奥行きを測り、本体(29.5×29.5cm〜40×30cm)が収まるか確かめる、②並べる鉢の数を決める、③子株から育てて光を弱めたい時があるなら無段階調光の付いた機種にする、です。ルクスとPPFDの読み方はLEDライトの基本の記事、吊る高さと点灯時間はDLIの記事で扱います。1〜2株を飾るならスポット型(スポットライトの記事)が向きます。

ラック上段のLEDライトの下で苗が並ぶ育苗トレーの水彩イラスト
梅|まず1台
子株や1〜3鉢から始める
BRIM PANEL A
29.5×29.5cm・45W/65W・調光なし・IP65
スチールラックの棚板に並べたアガベの鉢と空き鉢の水彩イラスト
竹|迷ったら
棚1段に数鉢を並べる
HaruDesign GL-BOARD 1500 PRO
30×24cm・最大65W・10W以下から無段階調光・IP65
鉢が並ぶ温室の通路と手前の棚のアガベの水彩イラスト
松|広く照らす
鉢を多く並べて棚を仕上げる
HaruDesign GL-BOARD 6400 EVO
40×30cm・最大130W・無段階調光・IP65

選ぶ前に見る3つのこと(光量・範囲・波長)

棚に並べるなら、端まで届くパネル型
ライトの種類と光の広がり
1スポット型中央は強く、端は弱い 端の株が徒長しやすい2パネル型端まで光が届く 並べた株がそろって育つ
  • 2株以上なら棚に並べるなら、端まで光が届くパネル型が有利。
  • 光量の目安株の位置でPPFD 500以上。メーカーのマップの測定の高さでの値を見て選ぶ。
  • 比べ方メーカーのPPFDマップで、強い範囲がどこまで広いかを見る。
中央の株だけを見て光量を判断しないこと。端の株から徒長が始まります。

1. 光量:株の位置の明るさを数字で確かめる

アガベが徒長する一番の原因は光の不足です。当サイトでは、アガベ・チタノタを締めて育てる目安を株の位置でPPFD 500〜1,000 µmol/m²/sとしています。

運営者の実体験|目で見た明るさは、あてにならない

ライトを付けて「十分明るい」と感じても、照度計で測ると、目で見た印象とはかなり違う数字が出ます。特にスポットライトは、光の中心からずれると光量が大きく落ちます。ライトを少し傾けただけでも、数字ががらりと変わります。育成に本気で取り組むなら、照度計をひとつ用意しましょう。置き場所やライトの高さ・角度を、感覚ではなく数字で決められるようになります。

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照度計の使い方と、ルクスとPPFDの関係(ライトの色で変わるため、決まった換算はできません)は下のLEDライトの基本の記事で、吊る高さと点灯時間の決め方はDLIの記事で解説しています。

2. 範囲:2株以上ならパネル型

上の図のとおり、スポット型は中央が強く端が弱いので、並べた鉢の端から徒長が始まります。2株以上を並べるならパネル型です。1株をインテリアとして飾りたい方は、スポットライトの記事へどうぞ。

3. 波長:UVの表記を確かめる

家庭用の照明と育成用LEDの違いは、光の波長です。太陽光には紫外線(UV)が含まれ、UVを含む光で育てると、アガベは鋸歯やトリコーム(白い粉)が目立つ締まった姿になりやすいと言われます。本記事の機種は、どれも商品名か説明にUV・IRの表記があります(BRIMはUVA・IR、HaruDesignはUV-IR)。

BRIMとHaruDesign 6機種の比較表

アガベ育成でよく選ばれる2ブランドの主要6機種を、仕様(棚に置けるか)→ 光の広がりの順に比べます。

1. 仕様の比較表(棚に置けるか)

スクロールできます
機種寸法消費電力LED調光防水
梅 BRIM PANEL A29.5×29.5cm45W / 65WSanan SMD2835なしIP65
竹 HaruDesign GL-BOARD 1500 PRO30×24cm最大65WSamsung LM281B+Pro無段階IP65
竹 BRIM PANEL Y29.4×27.0cm65W / 100WSamsung LM281B+無段階IP65
松 HaruDesign GL-BOARD 6400 EVO40×30cm最大130WSamsung LM301H EVO無段階IP65
BRIM PANEL X(在庫切れ)29.4×27.0cm100WSamsung LM301H無段階IP65
HaruDesign 800(在庫切れ)30×30cm固定60WSMD2835なしIP65
出典:HaruDesign 公式ショップの商品ページ、BRIM 公式の Amazon 出品のシリーズ比較表(販売元 BRIM)。2026年9月28日に確認。この日の確認で、BRIM PANEL X は Amazon・楽天とも在庫切れ(Amazon は再入荷予定なし)、HaruDesign GL-BOARD 800 は公式ショップ・楽天とも在庫切れで、Amazon には出品が見当たりませんでした。価格は各商品ボックスの現在価格を見てください。

2. 【独自集計】PPFD 400以上が届く広さ

メーカーが公開しているPPFDマップの数値を、当サイトで5cm角の升ごとに数え、PPFD 400以上の升を色で示しました。1台で照らせる範囲を比べる目安です。ここでの400は升を数えるための区切りで、上の育成の目安(株の位置で500〜1,000)とは別の値です。500以上が届く範囲は、この色の範囲より狭くなります。何鉢置けるかは、鉢の大きさ・間隔・吊る高さで変わります。

色の付いた升が、PPFD 400以上の範囲
メーカー公称のPPFDマップ(単位 µmol/m²/s)を当サイトで描き直したもの
HaruDesign GL-BOARD 6400 EVO高さ21.6cm(公式マップ)3184235296166856946586065234273403825387128219319279218317175734414766598721025113111591136103289872655551575096811501256130012781179102480761653378210121208128913641312121610528356195077269631128121612921240115610118045934566398329561092116711231015873699515359514698812897912898812684587406288373480530563593595564493403306400以上:92升=2,300cm²以上HaruDesign GL-BOARD 1500 PRO高さ21.6cm(公式マップ)135193255298343367357320269200147172261350436488517504457373276186221321448577654676674593470346235244363524675772814780685550392260251380550708806854812716567409270243368517669748784758679541385261222323455568625652631561447319226174254341427463486470410346249179134188245294316324318285238184138400以上:46升=1,150cm²BRIM PANEL Y(65W)測定距離は要確認165208300350379377355298231163193286393447488502469390285202221336443539582585543444334228231340471573627630585478357243233334466570629628581472364241229315435533584582535440320226199283380446491490448381291209167207300350379378355297230161400以上:32升=800cm²HaruDesign GL-BOARD 800高さ25.4cm(LED置き換え前の公式マップ)126162203229233239228205171120161220274321343339329277224162198271344405436442415355274199224310397469518515475405317227241329427510549554515439341242244335418505551556512434341243226312384456496502465394309229198262329402420424406343262192158212264311342322311261218158126165196227228229218196159122400以上:29升=725cm²
  • 測った高さが違うHaruDesign 1500 PRO・6400 EVO は21.6cm、800 は25.4cm(各公式マップの表記)。高さが違うので、厳密な横並びではない。
  • 6400 EVO400以上がマップの外枠まで届いているので、実際はもっと広い。
  • BRIM PANEL A・XPANEL A のマップは升の図ではなく、X はマップが見当たらないので、数えていない。
数値の出典:HaruDesign 公式ショップの各商品ページのPPFDマップ、BRIM PANEL Y のPPFDマップ。
PPFD 400以上が届く広さ(測った高さはそろっていない)
PPFD 400以上の升の数×25cm²|当サイトの独自集計
HaruDesign 6400 EVO2,300以上高さ 21.6cmHaruDesign 1500 PRO1,150高さ 21.6cmBRIM PANEL Y(65W)800高さ 要確認HaruDesign 800725高さ 25.4cmBRIM PANEL A升の図が無く数えられないBRIM PANEL Xメーカーのマップが無い単位:cm²(5cm角の升×25) 緑=HaruDesign 金=BRIM
HaruDesign 6400 EVO 高さ 21.6cm2,300以上HaruDesign 1500 PRO 高さ 21.6cm1,150BRIM PANEL Y(65W) 高さ 要確認800HaruDesign 800 高さ 25.4cm725BRIM PANEL A升の図が無く数えられないBRIM PANEL Xメーカーのマップが無いcm²=升の数×25 緑 HaruDesign/金 BRIM
  • 30×30cm=900cm²棚の1区画と比べる目安にする。
  • GL-BOARD 800 の値2026年8月にLEDを置き換えたと公式が告知している。725cm²は置き換え前に公開されたマップの値。
実際の棚では、吊る高さや反射で変わります。
  • 広さで比べるならHaruDesign 6400 EVO:同じ高さ21.6cmで測った1500 PROより広く、PPFD 400以上が外枠まで届いているため、実際はもっと広い可能性があります。800(25.4cm)とPANEL Y(高さ要確認)は測った高さが違うため、順位は参考です。
  • 1500 PROは価格帯のわりに広い:PPFD 400以上の範囲が1,150cm²で、30×30cm(900cm²)の区画より広い。500以上の範囲はこれより狭くなります。

【梅】エントリー対決(安く始めるなら)

初めてのパネルライトや、子株の置き場を1つ作りたい人向けのクラスです。

BRIM PANEL A(65W)

  • 向く人:まず1台で、子株や1〜3鉢を照らしたい人。29.5×29.5cm・IP65で、調光はありません(BRIM 公式の比較表)。
  • 確かめること:65Wと45Wの2種類があります。子株には強すぎる時は、ライトを吊る高さで調整します。

BRIM PANEL A(45W)

同じ寸法で消費電力の小さい型です。置き場所が小さく、子株だけを照らしたい時の選択肢になります。

以前この章で紹介していたHaruDesign GL-BOARD 800は、2026年9月28日の確認で公式ショップ・楽天とも在庫切れで、Amazonには出品が見当たりませんでした。公式は2026年8月に「高効率LEDへ置き換え出力を見直し」と告知しています。

【竹】ミドル対決(バランス重視なら)

性能・価格・調光のバランスが一番よく、迷ったら選びたいクラスです。2機種とも無段階の調光とIP65の防水があります。

HaruDesign GL-BOARD 1500 PRO

  • 向く人:迷ったらこれ。Samsung LM281B+Proを使い、10W以下から最大65Wまで無段階で調光できます(公式)。
  • 強み:PPFD 400以上の範囲は1,150cm²(公式マップ・高さ21.6cmを当サイトで集計)。子株のうちは弱く、育ったら強くと、1台で合わせられます。
  • 確かめること:公式によると、およそ出力50%以下ではUVだけが弱まって消えます。UVを当てたい時は出力を上げて使います。

BRIM PANEL Y

  • 向く人:BRIMで揃えたい人。29.4×27.0cm・Samsung LM281B+・UVA+IRで、65Wと100Wの2種類があります(BRIM 公式の比較表・商品名)。
  • 選び方:1500 PROとは寸法が少し違うので、棚に収まる方を選んでください。65W型のPPFD 400以上の範囲は800cm²です(メーカーのマップを当サイトで集計・測定距離は要確認)。

【松】ハイエンド対決(棚を仕上げるなら)

光の場面を描いたアガベの水彩イラスト

鉢をたくさん並べて、棚を本格的に仕上げたい人のクラスです。

HaruDesign GL-BOARD 6400 EVO

  • 向く人:鉢を多く並べる人。40×30cm・最大130W・Samsung LM301H EVO・無段階調光・IP65です(公式)。
  • 強み:PPFD 400以上の範囲は2,300cm²以上(公式マップ・高さ21.6cmを当サイトで集計)です。測った高さが機種で違うため、順位は参考です。
  • 確かめること:本体が40cm幅あるので、棚板の幅と奥行きを先に測ってください。

以前この章で紹介していたBRIM PANEL X(100W・LM301H・29.4×27.0cm)は、2026年9月28日の確認でAmazon・楽天とも在庫切れで、Amazonは再入荷予定なしの表示でした。

他ブランド(Helios・Kaiju・Mars Hydro)との比較

スクロールできます
ブランド特徴向く人
BRIM / HaruDesign仕様を公開(HaruDesignはPPFDマップと測定の高さも公開)数字で比べて選びたい人
Helios Green / Kaiju Plantブランド力とデザイン。価格帯は高め見た目や所有する楽しさを重視する人
Mars Hydro海外で実績のあるブランド本体の大きさを置き場所で確かめられる人
価格は各商品ボックスで確かめてください。

ライトの力を引き出す使い方(時間と風)

月夜の窓辺で育成ライトの下の棚に置いたアガベの鉢植えの水彩イラスト
夜は消灯して、毎日同じ時間に点ける

良いライトを買っても、点ける時間がばらばら・風が止まっている、では徒長します。「光の時間」と「風」をセットで自動にするのが、締まった株への近道です。

光は毎日12時間、風は一日中
1日の運転の例(点灯時刻は生活に合わせて決める)
0時6時12時18時24時ライト点灯 12時間(例 7時〜19時)風サーキュレーター 24時間点灯と消灯はスマートプラグのタイマーで毎日同じ時刻に。風は止めない。
0時6時12時18時24時ライト点灯12時間風サーキュレーター 24時間例:7〜19時に点灯。タイマーで自動に。
  • 時間点け忘れ・消し忘れのぶれが徒長のもと。スマートプラグで自動にする。
  • 風パネルは熱を持つ。風が止まると蒸れて株が傷む。
  • 時間の根拠12時間の理由は、積算光量(DLI)の記事で解説。
時刻は例です。毎日同じ時刻に点けて消すことが大切です。

1. 時間:SwitchBotなどのスマートプラグで自動にする

「今日は帰りが遅くて消し忘れた」というぶれが、徒長の原因になります。スマートプラグのタイマーで、毎日同じ時刻に12時間の点灯を自動にしてください。

なぜ12時間なのか。積算光量(DLI)から照射時間を決める方法はこちら。

2. 風:サーキュレーターやUSBファンを回し続ける

スチール棚に置いたアガベの鉢とサーキュレーターの水彩イラスト
ライトと同じ棚で風を回す

パネルライトは熱を持ちます。風がないと蒸れて株が腐る原因になります。ライトと一緒にサーキュレーターやUSBファン(Keyniceなど)を回し、いつも空気を動かしておくことが、締まった株を作る条件です。

よくある質問

アガベの育成ライトは、結局どれを選べばいいですか?
迷ったらHaruDesign GL-BOARD 1500 PROです。子株や1〜3鉢ならBRIM PANEL A、鉢を多く並べるならHaruDesign GL-BOARD 6400 EVOが目安です。冒頭の早見も見てください。
パネルライトとスポットライトはどちらがいいですか?
2株以上を並べるならパネルライトです。スポットライトは中央が強く端が弱く、光の中心からずれると光量が大きく落ちます。1株を飾るならスポットライトが合います。
HaruDesignとBRIMの違いは何ですか?
同じクラスの性能は近く、違いは寸法と照らせる広さです。寸法はBRIM PANEL A 29.5×29.5cm、PANEL Y 29.4×27.0cm、HaruDesign 1500 PRO 30×24cm、6400 EVO 40×30cmです。HaruDesignは公式にPPFDマップの測定の高さまで公開しています。
GL-BOARD 800と1500 PROはどちらを買うべきですか?
いま買うなら1500 PROです。GL-BOARD 800は2026年9月28日の確認で公式ショップ・楽天とも在庫切れで、Amazonには出品が見当たりませんでした。1500 PROは10W以下から65Wまで無段階で調光できます(公式)。
パネルライトは株から何cm離せばいいですか?
HaruDesignの公式マップは、1500 PRO・6400 EVOが高さ21.6cm、800が25.4cmで測られています。まずはこのくらいの高さから始め、照度計で株の位置の明るさを確かめて調整してください。距離ごとの光量の目安は光量の記事で解説しています。
ライトは1日何時間つければいいですか?
本記事では12時間を目安にしています。毎日同じ時刻に点けて消すことが大切なので、スマートプラグのタイマーで自動にしてください。時間の決め方は積算光量(DLI)の記事で解説しています。

まとめ

室内育成では、LEDライトが太陽の代わりです。光が足りない日が続くほど、アガベは徒長していきます。棚の幅を測って、自分に合う1台を選んでください。

ライト以外の棚・土・風もそろえたい方は、室内育成のまとめをどうぞ。


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